火災で亡くなる人の60%は、火災に気づくのが遅く、逃げ遅れたことによります。いち早く火災を発見し、被害を少なくすることを目的として、平成23年5月31日までにすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。今回、住宅用火災警報器を取り付けていたため、被害を最小限で食い止めた事例をご紹介します。
奏功事例
事例① 2階に設置していた住宅用火災警報器が発報し、異常に気づいた家人が1階の火災を発見。近隣住民へ119通報を依頼するとともに、粉末消火器と屋外の水道水で消火、1室のみの焼損で食い止めた。
事例② 早朝2階に設置していた住宅用火災警報器が発報し、2階で就寝中の家人が気づき確認したところ、居間から炎及び煙の立ち上がりを発見、水道水で消火し、床面一部のみの焼損で食い止めた。
両事案とも、火災の早い発見と、初期消火により、1人の死傷者もなく、被害を最小限に抑えることができた事例です。大切な家族の命を守るため、自分の命を守るため、住宅用火災警報器の設置を早期にお願いします。
豊岡市消防本部豊岡消防署調査係
電話: 0796-24-8039
ファックス: 0796-24-1278
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
E-mail: shobo-keibo@city.toyooka.lg.jp