煙突が接触している所やガスコンロの周りの壁など、直接火に触れない場所から火災が起こることがあります。
手で触れるような低い温度に長期間さらされることによって木部が炭化し、ある日突然火種が起こって燃え出す「低温着火火災」で、「熱」がある所ならどこでも起こります。
>低温着火火災の予防法
・熱を出す機器と壁を十分に離す(機器と壁との距離や施工方法は、火災予防条例で定められています)。
・熱を出す機器と壁を離せない場合は、壁を不燃材(石膏ボード等)で仕上げる。
※ステンレス板は、熱を伝えるので、接触木部を炭化させやすく、木部表面が焦げても見えないため発見が遅れる原因にもなります。
・炭化していないか定期的に点検する。
低い温度で起こる火災