昭和50年(1975年)以前に製造された低圧進相コンデンサは、経年劣化により寿命の領域にあり、場合によっては火災に至る危険性があります。古い低圧進相コンデンサを設置されている場合は、早急に使用を停止しお取替えをお願いします。
低圧進相コンデンサは、200Vの業務用冷蔵庫やモーター等を使用する電気機器の力率を改善し、電力を効率よく向上させる機器として店舗や作業場、農家で使用されています。
※商品の外観はメーカーにより異なります。
対象製品名 : 低圧進相コンデンサ
対象製造年 : 1975年(昭和50年)以前の製品
製造年の見方 : コンデンサ正面に貼られた銘板をご確認下さい。
<銘 板>
古い低圧進相コンデンサには、保安装置が内蔵されていないため内部の絶縁が劣化し、短絡を起こすこと等が原因と考えられます。
また、保安装置内蔵(1975年以降)の製品についても、使い方や周囲の環境により劣化し、発火する場合がありますので、安全に使用するために10年を目安に交換をお勧めします。
低圧進相コンデンサ製造の各メーカーでは、注意喚起のお知らせ等を行っています。製品の点検、取替え等の詳細については、以下の問い合わせ窓口でご確認ください。
低圧進相コンデンサ更新推奨WG加盟会社 ■(株)指月電機製作所 0798-74-3704 ■中国電機製造(株) 050-5524-1356 ■東芝ライラック(株) 046-862-2038 ■ニチコン(株) 077-563-1181 ■日新電機(株) 075-864-8397 ■日本ケミコン(株) 03-5436-7727 ■パナソニック エレクトロニックデバイスジャパン(株) 0763-33-6333 ■三菱電機(株) 03-5776-0266 |
この掲載記事(文章及び写真)は、社団法人日本電機工業会の承諾を得て、チラシの一部を引用し掲載しております。