防火対象物に設置されている自動火災報知設備について、火元がないのに作動する事案(非火災報)が発生しています。
例年、台風等の急激な気圧低下や梅雨時期の湿度上昇等の影響により、誤作動が増える傾向がありますので、ご注意ください。
火災により発生する煙や熱などを感知器が感知したり、火災を発見した人が発信機を押すことで、非常ベルなどを鳴らして建物内の人たちに火災の発生を知らせる消防用設備です。火災を早期に発見し、被害を最小限にするという重要な役割を担っています。
・落雷の発生、急激な気圧低下、または強風の影響を感知器が受ける。
・季節や天候により感知器の設置場所が高温多湿になる。
・感知器内部にホコリ、虫等が入る。
・雨漏り等の水滴が感知器の内部に入り、電気回路が不具合を起こす。
・機器の老朽化
・いたずら等で発信機のボタンが押される。
・調理や喫煙等で発生する煙や熱、水蒸気が感知器に入る。
誤作動が起きる要因を理解し、日ごろから、定期的な点検と注意を心掛けてください。
誤作動が発生した場合は、作動した感知器の設置状況等を確認し、必ず原因を追究、原因の排除及び再発防止を行ってください。誤作動が頻繁に発生すると自動火災報知設備の信用性が低下し、本当の火災が発生した場合でも誤報だろうと思い込んでしまう可能性があります。また、誤作動が頻発するからといって、感知器を外したり、受信機の電源を切ったりは絶対にしないでください。消防用設備業者等の専門技術者に相談し、再発防止に努めるようお願いします。
豊岡市消防本部予防課
電話: 0796-24-8035(直)・8036(直)・8045(直)
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