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ご家庭の台所や飲食店等の厨房にて発生する火災のほとんどは、その場から離れてしまうことが原因です。
①コンロにかけたままの油は加熱され続けると、白煙が上がり発火、火災へとつながります。
②煮物の調理中においても、加熱し続けると水分が蒸発し、蓄熱が進み、条件がそろえば焦げ付いた食材から発火します。
③グリルやオーブン内の油汚れについては、一定の温度になると着火し、油汚れを伝わって見えないところから大きな火災へとつながるおそれもあります。
燃え広がる要因として、普段清掃していない換気扇や排気ダグトのホコリや油汚れが燃焼促進剤のような働きをしてしまうからです。
また、コンロ付近に燃えやすいものを置くことも非常に危険です。
コンロの近くに燃えやすいものを近づけては、
非常に危険です!!
「火を使用中は、絶対にその場を離れない」 「定期的な清掃・整理整頓を」
こまめに清掃及び整理整頓を行うことは、台所や厨房を衛生的に保つことにもつながり一石二鳥です。
加えて、使用されるコンロには安全装置付きものを使用されることをお勧めします。
しかし、業務用の厨房機器には安全装置がないものが多いのです。
調理中は「その場から絶対に離れない」ということが、火災を未然に防ぐことへつながります。
ご家庭の台所には、住宅用火災警報器の設置義務はありません。
しかし、「火災に至らなかった事例」や「損害がわずかで収まった事例」が多く報告されているのは台所に
設置されている住宅用火災警報器の作動によるものです。
設置義務のある寝室に加えて、台所にも是非住宅用火災警報器の設置、検討をお願いいたします。
消防法で規制のかからない大きさの建物で営業されている飲食店等におかれましては、
消防法で定める自動火災報知設備の設置義務がありません。
いち早く火災を知るためにも住宅用火災警報器を設置してください。
住宅用火災警報器にも寿命があります。そして、電池は約10年で交換が必要と言われています。
電池交換、機器の更新を検討されている方には、一つの警報器が火災を感知すれば、
すべての警報器から警報音が鳴る「連動型」の住宅用火災警報器をお勧めします。
※台所・厨房で早い感知を目的として設置される場合は「煙式」を、
誤報を避けたい場合は「熱式」の住宅用火災警報器の設置を検討してください。
火災を発見したその瞬間が、被害を最小限に抑え、消火できる可能性が一番高い時です。
「的確な初期消火」は被害を最小限に抑えることができます。
住宅用火災警報器の設置に加え、初期消火に非常に有効な消火器を備えていただき、
使用しやすい場所に置いといて、いざというときに備えましょう。
厨房からの火災を防ぐ~リーフレット.pdf
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住宅用火災警報器電池交換~リーフレット.pdf
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