熱中症は重症化すると死に至る緊急事態です。
炎天下での作業やスポーツなどで生じるだけでなく、高温多湿な室内ですごす高齢者や、炎天下の乗用車内に残された子どもに生じることもあります。
立ちくらみ、こむらがえり、大量の汗といった症状だけなら、傷病者を涼しい場所で安静にさせ、塩分を含んだ飲み物(経口補水液、スポーツドリンクなど)を与えながら体を冷やします。
頭痛や吐き気、倦怠感があるときは医療機関を受診させます。
意識がもうろうとしている、体温が極端に高いなどの症状がある場合は、ただちに119 番通報し、救急隊が到着するまで体を冷やしつづけてください。
体を冷やすために、氷のうや冷却パックなどを用いるときは脇の下、太ももの付け根、首などに当てますが、それよりも衣服を脱がせて体を濡らし、うちわや扇風機で風を当てるほうが効果的で安全です。
救急蘇生法の指針2015(市民用)から引用
豊岡市消防本部豊岡消防署救急係
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