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豊岡市消防本部

あしあと

    1.傷病者の体位と移動

    • [公開日:2016年6月17日]
    • [更新日:2021年6月25日]
    • ID:1623

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    1.傷病者の体位と移動

    救急隊が到着するまでは、傷病者が望む姿勢にして安静を保ちます。
    ただし、車が通る路上など危険な場所にいる場合は、安全な場所に移動させます。
    また、心肺蘇生が必要となる場合には仰向け(仰臥位)にします。
    この場合、頭や首(頸椎)がねじれないように頭を支えながら仰向けにします。
    反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者は、横向きに寝た姿勢(回復体位)にして、喉の奥の空気の通り道が狭まったり、吐物で詰まったりすることを予防します。
    回復体位では傷病者の下になる腕を前に伸ばし、上になる腕を曲げ、その手の甲に傷病者の顔を乗せるようにします。
    横向きに寝た姿勢を安定させるために、傷病者の上になる膝を約90 度曲げ前方に出します。

    回復体位

    回復体位

    救急蘇生法の指針2015(市民用)から引用