救急隊が到着するまでは、傷病者が望む姿勢にして安静を保ちます。
ただし、車が通る路上など危険な場所にいる場合は、安全な場所に移動させます。
また、心肺蘇生が必要となる場合には仰向け(仰臥位)にします。
この場合、頭や首(頸椎)がねじれないように頭を支えながら仰向けにします。
反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者は、横向きに寝た姿勢(回復体位)にして、喉の奥の空気の通り道が狭まったり、吐物で詰まったりすることを予防します。
回復体位では傷病者の下になる腕を前に伸ばし、上になる腕を曲げ、その手の甲に傷病者の顔を乗せるようにします。
横向きに寝た姿勢を安定させるために、傷病者の上になる膝を約90 度曲げ前方に出します。
回復体位
豊岡市消防本部豊岡消防署救急係
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ファックス: 0796-24-1278
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