昨今の多様化する救急事案において、消防に求められる活動は、より複雑高度化しています。中でも地震や福知山線脱線事故などのように、多くの怪我人が発生する集団災害においては専門知識を学んでおく必要があります。
そのため出石分署では、10月19日(木)に分署研修室において、大阪で行われた千里メディカルラリーへ出場した職員が講師となり「集団救急について」と題して、ラリーでの症例や経験を基に研修会を開催しました。
集団救急について説明
「トリアージ」など集団救急に欠かせない知識を確認!
ラリーでの実際の症例や活動中の写真を使い解説
多くの意見や質問が飛び交い熱い討論が行われました!
災害現場においては、警察など他機関との連携が必要不可欠となります。さらにドクターヘリやドクターカーにより、医師や看護師と現場で共に活動する機会も増えてきています。その際、多くの機関が円滑に活動するためにも共通認識はかかせません。出石分署では定期的に研修会を開催し、さらに訓練を重ねていく予定です。
※メディカルラリーとは?
メディカルラリーとは医師、看護師、救急救命士で編成された6人のチームが、さまざまな状況設定のステーション(実際の現場を再現したもの)を実際と同じように救急処置を行い、その技術や知識の正確さと迅速性を競う競技です。欧米では、病院前の救護活動のレベルアップに有効な競技として一般的に行われています。
豊岡市消防本部出石分署
電話: 0796-52-0119
ファックス: 0796-53-2018
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E-mail: shobo-izushi@city.toyooka.lg.jp