「MVF」運用開始!!(城崎分署)
[2021年2月15日]
これまで豊岡消防署城崎分署で活躍していたはしご車を更新し、2021年2月15日(月)から新たに「MVF」の運用を開始しました。
「MVF」の正式名称はブーム付多目的消防ポンプ自動車と呼ばれ、自由自在に動くブームによって広範囲の活動が可能となりました。
従来のはしご車はアウトリガを張り出す必要がありました。
「MVF」は車両の底面から直接ジャッキを伸ばし、車両を安定させることができるため狭い場所でも作業を行うことができます。
最長約13.7mまで伸びるブームが折れ曲がることで、広範囲にわたって移動し活動することが可能です。
目標物へ斜めに接近すると、バスケットと目標物の間に隙間ができますが、
首振り機能を使用することで隙間を無くせるため、より安全で確実な救出活動が行えます。
高所から状況確認しながら放水できるため、安全かつ的確に消火活動が行えます。
車両にデザインされたマーキングにはすべて反射しやすい素材を使用しています。
特に、車両後部には「バッテンバーグ・マーキング(赤と黄のブロックパターン)」と呼ばれる目立ちやすいデザインを採用しており、より安全性が向上しました。
車両の側面にはコウノトリをモチーフにしたマーキングが施されています。
コウノトリが幸せを運ぶように、「MVF」と共に市民のみなさまへ安全・安心を届けます!