消防署には普段(ふだん)見ることができない特別(とくべつ)なものが多くあります。
ここでは、火事(かじ)・救助(きゅうじょ)・救急(きゅうきゅう)の時に使うものをいくつか紹介(しょうかい)します。
火事(かじ)が起きた場所(ばしょ)で消防隊員(しょうぼうたいいん)がつける道具(どうぐ)です。中には空気(くうき)が入っていて10分から15分ぐらい使えます。
空気(くうき)の力を利用して黒いマットを膨(ふく)らませ、車などの重いものを持ち上げます。左側が膨らんだ状態(じょうたい)です。
交通事故(こうつうじこ)や機械(きかい)にはさまれた事故などで人を助(たす)けるときに使います。
油の力で硬(かた)いものや大きなものを広げたり切ったりします。
コンクリートをこわしたり、トタンを切ったりします。
器具の先を壊(こわ)す場所(ばしょ)につけたまま作業(さぎょう)できるので、目標(もくひょう)を定め破壊作業(はかいさぎょう)ができます。
病気(びょうき)などで正しい動(うご)きをしなくなった心臓(しんぞう)をもとにもどすための機械(きかい)です。
また、心臓の動きをはかることもできます。
口の中にあるはいたものや詰まったものを取り除(のぞ)く時に使います。細い管(くだ)を口の中に入れて吸(す)い出します。
まるで小さな掃除機(ぞうじき)?