バッテリー式の採用により狭所など機動力が向上し、交通事故車両のドア等の開放や重量物を持ち上げ要救助者を救出するために使用します。
狭くなった部分を拡張したり、重量物を持ち上げたりするために使用します。
水難事故などの災害救助において、ロープを展張するための資機材です。
圧縮空気の力によって、救命索(ナイロンロープ)のつながった弾体を飛ばします。
弾体には水に着水後、浮輪になるものもあります。
酸素呼吸器(写真左側)は隊員の呼気をろ過し、少量の酸素を加え再吸入する循環式となっています。使用時間は約60~90分間使用できます。
空気呼吸器(写真右側)は火災現場等の煙やガスのあるところで活動する時に、ボンベに入った空気を吸入して活動します。使用時間は約20~30分間程度です。
雪山の遭難事故等で雪面を歩く際に使用します。
現代版の“かんじき”のイメージですが、かんじきに比べてかかとが上がるため、深雪での歩行も容易です。
交通事故の現場で事故車両内に入って活動する際、突然エアーバックが作動した時でも、隊員や要救助者の安全を守る為にハンドルに装着します。
山岳等で高所から転落した要救助者を各器具を組み合わせて使用することにより、少ない力で要救助者を引き上げる事が可能です。
倒壊建物内等に入り活動する際、建物がそれ以上に壊れないように柱等を補強する器具です。
マット型のエアーバッグを空気で膨らませる事により、重量物を持ち上げることができます。設定する場所や重量物の重さによりマットのサイズを選択し使用します。
マンホールや井戸等、低所に転落した要救助者を引き上げる為に使用します。
滑車を使用し、1/3の力で引き上げる事ができます。
軽量で(7kg)高い強度を有する担架です。
中央で分離するため、山岳等での救助活動の際、背負って遠い現場まで持ち込む事が可能です。
スプレッダーは小型の拡張資機材で、潰れた車両等、狭い場所で威力を発揮します。
又、本体から取り外し、先端部分のみでも使用できるため、より狭い場所での使用が可能となります。小型ながら開く力は40kNを有しています。
バーカッターは交通事故でペダルに足が挟まった時にペダルを切断したり、鉄筋等を切断したりする時に使用します。
水に泡消火薬剤を加え、圧縮空気を送り込み発泡させて放射する消火器具です。通常の放水に比べ消火効果が高いことが最大の利点です。
木材、アルミ、鉄、塩ビ等ドアの破壊や分解、鉄筋の切断など様々なシチュエーションの救出に活用します。