関係機関合同水難救助訓練を実施しました！

2023年７月12日（水）に豊岡市竹野町切濱「淀の洞門」付近の海岸線において、関係機関合同水難救助訓練を実施しました。

この訓練は、海岸線で水難事故が発生した際、共に救助活動を行う各関係機関との連携強化を目的に毎年実施しています。

・香住海上保安署（海上保安庁）

・豊岡警察署（兵庫県警察本部）

・兵庫県水難救済会竹野救難所

・豊岡市消防本部

　釣り人３名が高波により岩場から転落し、３名の要救助者が発生しているもの。

　２名は行方不明、１名は自力で岸までたどり着くが歩行困難となっている。

　切濱浄化センター西側空地に各関係機関合同の現場指揮本部を設置し、情報共有及び活動方針を決定しました。

　現場指揮本部からの指示を受けた各隊は、捜索及び救出救助活動にあたりました。

　陸上では、豊岡警察署と豊岡市消防本部が合同で地上部隊を結成し、捜索・救助活動を行いました。要救助者を発見後、バスケット担架に収容し、竹野救難所の船舶に引き継ぎました。

　海上からは、香住海上保安署の巡視艇『こまゆき』と、豊岡市消防本部の救助隊員が乗船した竹野救難所の船舶が、海中へ転落し行方不明となっている要救助者の捜索・救助活動を行いました。

　今回の訓練において、改めて各関係機関との連携体制の充実が、円滑な救助活動を行ううえで重要であると感じました。

　これから、レジャーシーズンとなり、海で遊ぶ機会が増えると思います。体調管理や急な天候の変化などにも十分注意し、事故のない楽しい夏を過ごしてください。