兵庫県立出石高等学校では毎年、約40人の生徒に心肺蘇生法を学んでいただいています。
今年も、応急手当に対する意識の高い生徒48人が参加してくれました。
まずは、スライドで応急処置の重要性や心肺蘇生法の手順を説明します。みなさん真剣な眼差しで説明を聞いてくれました。
次に、訓練人形で心肺蘇生法を行います。
胸骨圧迫を30回。「強く(少なくとも5cm沈むまで圧迫)・速く(少なくとも1分間に100回以上のテンポ)・絶え間なく(中断時間を短く)」をポイントに行います。
人工呼吸は2回。約1秒かけて、軽く胸が膨らむ程度に吹き込みます。
そして、到着したAEDを操作します。
パッドを貼るときも胸骨圧迫は中断せずに・・・ ショックをするので離れてください!
今回の講習会前に、保健体育の授業で勉強されていたようです。事前の知識も十分にありました。
止血・異物除去の手当てを勉強し3時間の講習会はあっという間に終了!
応急手当の重要性を十分理解し、心肺蘇生法の技術も習得されたので普通救命講習の修了証を授与します。
困っている人、助けを求めている人に手を差し伸べ、応急手当ができる心優しい人になってくれることを期待しています。
豊岡市消防本部出石分署
電話: 0796-52-0119
ファックス: 0796-53-2018
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
E-mail: shobo-izushi@city.toyooka.lg.jp