平成27年2月20日、27日の2日間、兵庫県但馬広域防災拠点において、『緊急車両安全運転実技訓練』を実施しました。
この訓練は、「はりま交通研修センター」で緊急車両運転者特別研修を修了した職員を指導員として、消防車及び救急車を運転するために必要な技術、知識を習得することを目的として毎年行っている訓練です。
今年度は、新人機関員の養成を主眼として、災害出動の際に安全、迅速な緊急走行が出来るよう訓練を行いました。
直線状に設置したパイロンをスラローム状に前進し、今度は後進して元の位置へ戻る訓練を行いました。
車両の幅や性能を十分理解した上で、前進での走行はもちろんのこと、後進での走行を訓練することで、車両の操作性や安全性の限界を学びました。
『たこつぼコース』とはその名の通り、たこつぼ形(円形で出入り口が1ヶ所)の進入口から、前進で進入し出来るだけ切り返しを少なく行い、再び前進で出ていくコースです。
災害では、狭隘な道路、袋小路など、様々な状況に応じた対応が求められます。
どのような形状の道路かを機関員の目で判断し、対応出来る能力の向上に役立ちました。
運転技術のみにとらわれず、車両誘導を訓練することにより、危険予知能力の向上に繋げます。
また、車両後方は死角が多くなるため、改めて誘導の重要性を感じました。
私達は、迅速かつ安全に災害現場へ出動し、被害の軽減に日々努めています。
道路を緊急車両が走行している際は、ゆとりを持った運転で緊急車両のスムーズな運行にご協力お願い致します。
豊岡市消防本部豊岡消防署機械装備係
電話: 0796-24-8037
ファックス: 0796-24-1278
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
E-mail: shobo-keibo@city.toyooka.lg.jp