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豊岡市消防本部

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    消毒用アルコールの取扱いにご注意ください‼

    • [公開日:2020年5月8日]
    • [更新日:2020年5月8日]
    • ID:2143

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    消毒用アルコールの取扱いにご注意ください‼

    エタノールイラスト

    新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、手指の消毒等のため消毒用アルコールを使用する機会が増えています。

    一般に消毒用アルコールは、消防法の危険物第四類アルコール類に該当するものが多く、物質として次の特性があります。

     

    ~アルコールの火災予防上の特性~

     1 火気に近づけると引火しやすい。

     2 アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気よりも重く、低所に滞留しやすい。

      ※このため、ご家庭や事業所などにおいて、消毒用アルコールを使用する場合、下記に示す火災予防上の一般的な注意事項に十分注意の上、安全に取扱ってください。

     

    ~火災予防上の注意点~

     1 消毒用アルコールを使用するときは、火気の近くで使用しないようにしましょう。

     2 消毒用アルコールを容器に詰め替える場合は、漏れ、あふれ又は飛散しないよう注意しましょう。

        また、詰め替えた容器には「消毒用アルコール」であること、「火気厳禁」などの注意事項を記載してください。

     3 消毒用アルコールの容器を設置・保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所を避けましょう。

     4 消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えたりすることのないように気をつけてください。

     5 室内の消毒や消毒用のアルコールの容器詰替えなどにより、アルコールの可燃性蒸気が滞留するおそれがあります。

       換気を行うなど可燃性蒸気の滞留を防ぎましょう。

    エタノールイラスト


     

    ~危険物に該当する消毒用アルコールとは~

     消防法上、消毒用アルコールの濃度が60%以上(重量%)の製品が危険物に該当します。

     一般的に消毒用アルコールの濃度は、70%~83%(重量%)です。

     危険物に該当する消毒用アルコールには、法令で容器表面に表示が義務付けられています。

     

    ~表示例~

     
    火気厳禁イラスト

    表示項目は下記のとおりです。

     1 危険物の品名:第四類アルコール類

     2 危険等級:危険等級Ⅱ

     3 化学名:エタノール

     4 水溶性(第四類のうち、水溶性の危険物の場合のみ表示しています。)

     5 危険物の数量:1,000mL

     6 危険物の類別に応じた注意事項:火気厳禁

     

    ~多量に貯蔵・取扱いをする場合~

     消防法上の危険物に該当する消毒用アルコールは、貯蔵・取扱い量によっては、消防法又は、豊岡市火災予防条例の規制を受けることから、事前に消防本部にご相談ください。

     1 消防法の規制を受ける数量

       400L以上の貯蔵・取扱いを行う場合

     2 豊岡市火災予防条例の規制を受ける数量

       80L以上400L未満の貯蔵・取扱いを行う場合