山岳救助訓練を実施しました!(日高分署)
[2019年11月18日]
日高分署は、神鍋高原や蘇武岳のほか八反の滝などを管内に有しています。また、近年のアウトドアブームにより、年間を通じ多くのレジャー客や登山者が訪れています。
山岳地における活動は、救助活動、捜索活動問わず、その現場環境から特殊性が強く、活動において二次災害が発生する要素も多く含まれています。
山岳事故における現場対応能力の維持、向上及び危険因子を体感することにより、個々の安全管理能力の向上を目的として、
2019年11月5日(火)、8日(金)に植村直己記念スポーツ公園内及び植村直己冒険館敷地内で山岳救助訓練を実施しました。
「成人男性2名が登山のため入山したものであるが、途中1名とはぐれた為、捜索していたところ足を滑らせ滑落した。」という想定訓練。
車両部署位置において、救出活動で必要な資機材の準備や進行ルートの確認などを行います。
資機材を分配して隊員の安全管理及び資機材の落下防止を図りながら活動拠点へ向かいます。
山の斜面を滑落した2名の要救助者を発見。斜面の上まで引き揚げ救出を行います。
要救助者を救出後、救急車停車位置または消防防災ヘリコプターでの救出が可能な場所まで搬送をします。
・地図、コンパス、携帯電話を準備をしましょう。
・落石や滑りやすい路面に注意しましょう。
・服装、履物など登山にあった服装をしましょう。
・天候の変化に注意しましょう。(悪天候の時に無理な登山はしない)