コンセントから出火するトラッキング火災に注意!!

　豊岡市内において、今年6月末現在住宅火災が9件発生しています。

　昨年の同時期（1月～6月）に比べ6件多く発生し、多くの被害をもたらしています。

また、出火原因の中で、トラッキングによるものと思われる火災も発生しています。

　プラグをさしたままのコンセントにたまったほこりが原因で火災につながってしまうことがあります。

　たまったほこりが湿気を持ち、小さな火花が発生。その作用で通常は電気を通さないプラグやコンセントのプラスチック部分が

「電気を通す物質」に変質して、通電した瞬間に激しく火を噴く「トラッキング現象」が起こります。

　但馬地方は、湿度が高く壁が結露しやすいため特に注意が必要です。

　さしっぱなしのコンセントは、テレビ、エアコン、冷蔵庫、食器乾燥機、洗濯機、衣類乾燥機、電話機、パソコン、

オーディオ、温熱便座など意外かもしれませんが注意すべき場所はたくさんあります。

　この火災は、たまったほこりを定期的に乾いた布で取り除くだけで防ぐことができます。

　ぜひ、普段から掃除のメニューに加えて火災を未然に防ぎましょう!!